2023年12月11日月曜日

ダンゴムシに心はあるのか

 


ダンゴムシには心があるのか。そう問いかけて、横帯には「ある」と明記している。
本屋で、これを見て、思わず買ってしまった。
著者は神戸大学自然科学研究科の博士号を持つ方である。この道の専門家である。
面白いのは、こうゆう実験を行っているうちに、「石には心があるのか」と、問い、けっろんは「ある」としている点である。
こころの理論を実験的に、突き詰めていく時の考え方が、実にユニィークだ。


2023年9月12日火曜日

トンボの群れが、そろそろ山から下界へ下るころです。


 夕焼けが、きれいな季節です。今年は猛暑続きで、九月に入っても暑い日が続いています。

それでも、どんなに太平洋側の高気圧が頑張っても、地球は回る。そして、日が短くなり、朝夕は、涼しくなる。

稲刈りも始まり、あちこちに、株だけが並ぶ田んぼが目立ってきた。トンボも舞う。

有明山へ登山したのは、遠い日だか、その時、二千メートルを越える山頂に、無数のトンボがいて、ビックリしたのを思い出す、トンボは暑い夏を、涼しい山頂で過ごすことを、その時、初めて知った。

それ以来、涼しくなると、そろそろトンボの群れが、山から下って来るのを、待つようになった。



2023年7月31日月曜日

今年も日本海へ

 今年は、我がファミリー総勢16名で日本海へ行っ来ました。今年は海の家も営業していたので、昼は「岩ノリラーメン」を食べてみたら、味の良いのに驚きました。

今年は暑い日が続きますが、川泳ぎと、今回の海の一日で、全身真っ黒です。



2023年7月4日火曜日

梅雨が明ければ、いよいよ夏本番。川の流れに乗って



 桜の花びらの舞うころは、じっちょりんが生まれる季節です。かたばみ、なずな、ほとけのざ…道ばたに花が咲くなか、赤ちゃんをむかえるじっちょりんの家族は、ワクワクしながらたんじょういわいの準備をします。

植物の視線で、語れるファンタジーである。今は夏草の繁茂する季節である。各ページに、草の名が出てくる。こうした小さな植物を見過ごしているぼくたちだが、植物の世界もまた、神秘さで満ちている。創造主の御手のわざを思う。

いよいよ梅雨が明ければ、夏本番である。ぼくは早くも、犀川の流れに乗っての泳ぎを始めた。雨の翌日は、やや水温が低く、冷たく感じるが、太陽と青空の下で、岸の自然を眺めたり、入道雲にはなっていない、くずれた白い雲を見上げたりして、水の流れに身を任せる一時は、全てから解放された自由の時であり、神を賛美するのみである。







2023年6月10日土曜日

カッコーが鳴き、夏来たる


 伊那高原でも、安曇野でも、カッコーの鳴き声が響く季節を迎えました。四賀村のプールも開場です。この本は、中学生でもわかる本です。最初図書館で借りて読んでいましたが、自分の本として読みたくなり、購入しました。

物質は、すべて目に見えない「ひも」で、出来ている。というものです。それが、振動しているという。猛烈な振動数で、例えばバイオリンでは、一秒間に最も高音で引いた場合、660回ですが、超ひも理論のひもの振動数は一秒間に10の42乗回以上という、信じられない振動をするというのです。無限の振動数を持っている。

この世に存在するすべての物質の元が、こうした振動するひも状の物から出来ている。神の業としか、言いようがありません。







2023年3月27日月曜日

森の手紙に 春のたより

 今年の教会の三本の桜の開花は、例年より早いようです。自転車もはじめました。道路側から見ると、もう開花か始まっていました。

寒い冬の日、ひろこさんは、森の友だちに手紙を書きます。りす、とかげ、ことり、のうさぎ。カラーペンとクレヨンを握りしめ、一字一字、ことばを考えて、書き、楽しい絵をそえてできた5通の絵手紙。ひろこさんは書き終えると、一通ずつ、森のもみの木につるしに行きます。

もみの木は雪をかぶりクリスマスの飾りのようにひろこさんの手紙をつるしてたっていました。風の強い日、手紙がみんななくなっていてがっかりしていると、何日かたってみんなから返事が届きます。りすからはくるみ、とかげからは石、のうさぎからは木の実、ことりたちからは木の実。

スミレが咲いて春が来たよというお知らせの手紙でした!

2023年2月26日日曜日

小川未明 小さな針の音


小川未明(18821961)の作品に「小さい針の音」というのがある。

明治の初期に田舎で、小学校の代用教師をしていた青年は、生徒を愛し、子どもたちに慕われた。だが彼には都市に出て受ける資格試験の夢があった。

旅立つ彼に生徒たちが贈ったのが懐中時計であった。資格試験に合格し、就職をし、重役にまで昇り詰めた彼は、昔に手放してしまった、あの生徒たちから贈られた時計に偶然に出会うのだ。

その時を刻む秒針の響きを聞き、今持っているプラチナの懐中時計と交換してほしいと言う彼に、その男は、売ることも、交換することも出来ないと言う。ただし、この時計を愛してくれるなら、あげると言うのだ。夜に枕元で聞くその小さな針の音に、昔の子ともたちの声が‥。

ぼくにも忘れられない、ネクタイピンがある。神学校時代、夜に働いていたのが養護施設だった。そこの中三の女の子が、修学旅行の時、買ってきてくれた。「牧師になった時に、使ってほしい」と言って渡してくれた。                                   

ラフな格好で説教することが多い俺だが、今も忘れない。支えられて今の自分がある。  アガペーは、ギリシャ語で、魂の愛を指すが、それを多くの人から受けているのだ。




しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...