2021年10月27日水曜日

我が谷は緑なりき


久し振りにBSで映画を観た。1944年はわたしの生まれた年である。その3年前の1941年に作られた映画である。
しかし、時代を越えて、伝わるものがある。炭鉱のロンの谷の物語である。少年が主人公と言うわけではないが、この少年を軸に話は展開していく。

それと、バックにある古い体質の教会の姿も良く描かれていた。少年は冬の池で事故に会い、その後遺症で、全身の痺れ、足が思うように動かない。見舞った牧師が「来年の春には、ぼくと野に出て、美しい自然の中を散歩しよう」と 約束する。

それまでは「宝島」のこの本でも読んで、のんびり過ごせばいい。そう牧師は少年に語りかける。そして春が来て、牧師の言った通りになる。いい映画である。アカデミー賞の何部門も受賞している。

白黒の画面も荒らいし、昔の映画だが、心を打った。

                                                       




2021年10月1日金曜日

はたおリスの冒険

暑い夏も、終わり秋である。安曇野の田んぼは、もうほとんど稲刈りは終わり、稲株だけが並ぶ 一面の景色となつている。ここに紹介の本はシートン動物記の本である。冬を前に、森では動物たちは、これからの季節に備えて、餌集めに、大忙しの事と思うが、頑張ってほしい。シーイトン動物記は、どれを読んでも、感動する。それは動物たちが、自分の持っている、いわば神から与えられた、力と知恵を生かして、この自然に、チャレンジして行く姿に、ぼくはいつも感動する。ネコのおかあさんに育てられたハイイロリス。飼われていた農家が火事になり、ひとりぼっちに。自分の生まれた森の中で、さまざまな苦難をのりこえてたくましく成長していきます。



しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...