2018年12月27日木曜日

「心は量子で語れるか」


今回紹介する本は「心は量子で語れるか」です。本書は、「今世紀における天才数学者の一人に数えられるロジャー・ベンローズが、彼自身の量子論や宇宙論の知識を駆使して、人間の「魂」の根源に迫ろうとした力作です」と、この書の最初のページに翻訳者が書いている。まあ、犬たちやわたしにはチンプンカンプンだが、ローズの目指すところには興味があるので分からないところや語句はパソコンの助けをかりている。

このベンローズの理論に反対するホーキングの意見も載せている。ローズにとってホーキングはブラックホールの謎に一緒に取り組んで来た研究仲間であったが、人間や犬など、さらに植物などの「意識」や「魂」にも数学者としてまた物理学者として目を向け、物質一辺倒のホーキングとは別の道へ踏み出したのだ。

彼は21世紀物理学の進むべき道をさぐる、勇気と実力をそなえた数学者・物理学者だと思う。しかし、彼の本はどれも難しい。そして「皇帝の新しい心」とか「心の影」とかの本は他の本と比べ値段が高すぎる。出版社は電子書籍にして価格を安くすべきだ。だから買わない。理解できない本を足元に置いたりしていたら転んで骨折でもしたら医療費もかさむ。ただでさえ糖尿病や痛風や歯のメンテナンスで出費してるからだ。

しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...