2019年8月24日土曜日

「大草原の小さな家」第12話「ジョーンズおじさんの鐘」/ The Voice of Tinker Jones

                 
まだ五人の我が子たちが幼かった時、古い教会の部屋で一緒に観ていたnhk「大草原の家」シリーズが、今度は土曜日の午前八時半かnhkBSで再放送されている。
今日は第12話「ジョーンズおじさんの鐘」だった。わたしには忘れられない話だった。

要点は「教会に鐘をつける話が持ち上がり、献金を募ることになります。ところがオルソン夫人が鐘を寄付すると言い出したことから騒ぎが起こります。と言うのも、その鐘には寄付者の名入りの額がつくというからです。信者達は賛成派、反対派に割れ、相談のために集会を開いても話はこじれるばかり。大人のいがみあいは子供たちまで影響し今までのように仲良く遊べなくなります……」。結末がなんともいい。

この話はぼくの中で生き続け、古くなった園舎、そして会堂を新しい現在の教会堂に建て替える時、卒園生に呼び掛けて、「こどもらの鐘」と名付けた鐘を会堂の玄関上の塔に付けることにしたのだ。

そして今、その鐘は毎週日曜日の礼拝を告げる鐘の音として、安曇野の空に響いている。そしてその時作った「子どもらの鐘」の讃美歌も会堂内に響いている。
                                                         

2019年8月12日月曜日

今年も日焼けで真っ黒の夏

                   
八月に入り青空と真っ白な巨大な入道雲の湧きあがる真夏日がやって来た。今年は梅雨の明けない七月は伊那では高遠のB&Gの室内プールで、安曇野では四賀村のやはりB&Gのプールで連日泳ぎ、少し最初から泳ぎ過ぎて筋肉痛が出て、夜によく眠れなくなり、七月二十六日に決めていた家族たちとの鯨波海岸の海水浴に、ぼくは行かずに犬たちと留守番することになった。
無理して行けないこともなかったが、行けば数キロは泳ぐことになり、ここは自制して夏の後半に泳力を蓄えたのだ。
そして数日ですっかり筋肉痛も治り、またまた毎日のプール通い。特に安曇野の穂高プールへは日曜日の礼拝後にも出掛け、泳ぎました。
犬のロッキーとは清流の中房川で気持ちよく泳ぎました。猛暑日になるとプールの水はぬるま湯のようになるが、中房川の清流は適度に冷たくて気持ちよく泳げます。
さあ、日本列島は「お盆」ということで、故郷や生家に人々が集まる時です。我が家はキリスト教ですから仏壇もなく、墓参りもしません。
そこで、我がファミリーは、みんなで駒ケ根の太田切川の清流へ川遊びに出かけます。焼き肉やスイカ持参です。犬たちももちろん参加。
しかし、今年も良く焼けたなー、鏡をのぞくたびに思います。
日曜礼拝では、週ごとに黒さを増す牧師であるぼくの顔を、「あー夏の礼拝だなー」と、庭の三本の桜の樹で猛烈に鳴く蝉の声と相まって感じているに違いありません。
                     

しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...