2022年12月2日金曜日

まりや食堂の「甲斐」ー山谷に生きてー

 


関田寛雄先生(青山学院大学名誉教授)から絵本が贈られて来た。それが、表題の本である。

山谷はJR南千十から吉野通りにかけて、高度成長期の使い捨てと言われた肉体労働者が集まり暮らしていた街。そこに菊池譲牧師が「まりや食堂」を開いて大型犬の「甲斐」を飼った。甲斐は山谷のおじさんたちにも愛され生き、そして死んだ。9年の生涯の実話である。

この絵本は関田寛雄先生(青山大名誉教授)が年の暮れに贈ってくれた。特に見開きいっぱいに天国に向かう犬のページがいい。山谷で、こうした犬が共に生き、人々に感動を与えた。著者の牧師はぼくより、3つ年上の方である。この本をわざわざ贈って下さった関田先生は現在92歳。今なお、伝道を続けておられる。河川敷に捨てられていた子犬たちと共にいきた老人と犬の話も忘れられない。それは関田先生が伝道を始められた川崎の河川敷でのことだった。そこでも、犬五頭と暮らす一人の老人の事を思い出したのだ。

ぼくが愛犬家だと知っている先生からの今年一番のプレゼントだった。  

2022年10月28日金曜日

だいぶ寒くなりました。

 


大雪が降る夜。ねずみのおいしゃさまが寝ていると、リスさんから電話がかかってきました。「ぼうやがかぜをひいて、ねつをだしていますから、すぐきてください」。奥さんに心配されながら、ねずみのおいしゃさまはスクーターに乗って出かけていきます。しばらく行くと、スクーターが雪で動かなくなってしまいます。困ったおいしゃさまは……。そそっかしくて、のんきなねずみのおいしゃさまのお話です。

だいぶ寒くなってきました。北アルプスの峰が、雪化粧を始め、犀川の白鳥湖には、冬の使者コ白鳥が、4000キロの旅をして飛来し、ここ安曇野で越冬します。

2022年8月30日火曜日

ばあさんとおじいさんのいそがしい毎日


安曇野図書館から借りて来た絵本である。新刊本コーナーから借りて来た、何ともいいえ絵本である。囲いがしてある広い家の周りには、畑もあり、動物たちも飼っている。

二人は何かに目をやると、今やっていることをすぐ忘れてしまう。

そして、一日の終わり、夕暮れの中、二人で夕陽を浴びて、お腹がすいたねという。




2022年7月29日金曜日

日本海の海での一日

 


朝は曇っていたが、泳ぎ始めると晴れて来た。夏の日を浴びての一日となった。今年は総勢十六人となった。

帰りは途中から、天候が急変。激しい雷雨となったが、全員暗くなってから無事にそれぞれの家に到着。楽しい一日となった。

2022年7月27日水曜日

家族と日本海へ

 


長年使っていたパソコンのスイッチが壊れ、だましだまし使っていたが修理をしよと近くの電気店へ持ち込んだところ、新品を進められて、迷ったが、カードを持っていたこともあり、六回払いで、購入することにした。

パソコンを変えると、何かと大変であが、不具合は少しづつ解決していけばいい。

明日、家族と日本海へ海水浴に行く。天候がすぐれないが、五月の連休は、雨だったが、木陰で焼肉を結構楽しくワイワイとやった。大人数だと、楽しくできる。


2022年6月25日土曜日

四賀村の室内プール始まる



連日の真夏日である。今月の19日(日曜日)から、始まった。最初のニ三日は、体を慣らすため軽く泳いだ。というより、軽くしか泳げない。
しかし、次第に調子も出て、1000メートルを泳げるようになった。今年の夏は、ロッキーがいない。ぼく一人で、川で泳ぐのは寂しい。自然と足はプールへと向かう。

ここに紹介の本「パリのおばあさん」は、岸恵子さんが、翻訳した絵本である。パリでは二十年ほど、読み継がれている絵本であり、内容がいい。ユダヤ人の、今は一人住まいの年老いたおばあさんの日常を描いた作品である。

過ぎ越し際の食事は、今もユダヤ人が守る大切な祭りの一つ。ナチスにより、600万人ものユダヤ人が虐殺された。そうした歴史も、さりげなく描かれる。そして、今は、生きて行くのがやっとであるが、息子たちには頼らずパリで、一人で暮らす。
後ろ向きではない。運命を受け入れて、ありのままに、老後を生きる姿に心打たれる。



2022年5月23日月曜日

今年はアカシアの花が咲いた

 


アカシアの花が昨年は、咲かなかった。不思議な事だ。良く柿などでは、ならない年があると聞く、アカシアの花は、安曇野に来てから初めてのことであった。最初は咲く季節を間違えたかと思ったが、そうではなかった。

今年は注意して観察した。五月中旬になると、犬との散歩でよく行く、犀川の河川敷で、今年はアカシアの花で埋め尽くされた。早速一枝とって来て、天ぷらにして食べた。天ぷらうどんである。

伊那に来る途中でも、辰野を少し過ぎた所で、犬との散歩をしているが、そこでもアカシアの花が盛んに咲いていて、良く咲いている枝をもらって来て、天ぷらにした。こうして見ると、やはり昨年はアカシアの花が、明らかに咲かなかったのは、間違いない。

まあ、いい。これだけ今年はあちこちで、盛んに咲いてくれている。のだから。昨日、伊那に来たが、カッコウの鳴き声を聞いた。そして夜に激しい雷雨。カッコウが告げるのは夏。雷は梅雨である。いよいよ、夏を前に梅雨の季節に入るらしい。

2022年4月19日火曜日

 教会の桜は今年も見事に満開となり、花吹雪も凄かった。ぼくはマウンテンバイクでその下の道路を走る。こんどは花桃の花が満開で、これも見事である。野に出ると、野の草花が咲き始め、こちらも見事である。いい季節である。

図書閣で「3つのなぞ」の絵本と出会って、借りて来た。いい絵本である。絵もいい。

「人生のなかで、迷い、立ち止まるとき、心の奥に問いかける…わたしたちは、どう生きるべきか―そのこたえを求めて、ニコライ少年と一緒に、3つのなぞを解く旅に出よう。アメリカの絵本作家ジョン・J.ミュースがロシアの文豪トルストイの名著『三つの疑問』を子どもたちに親しみやすい形にかえ、人としての真理をやさしく説きます。」

日の暮が、遅くなり7時近くまで、自転車に乗れる。何回かに分けて、教会の周りの道路を乗り回しています。






2022年2月23日水曜日

今 中国で何が行われているのか。

【 いま、中国の新疆ウイグル自治区では何が行われているのか?

命がけで強制収容所から逃れた女性が証言する衝撃的な実態!

著者は新疆ウイグル自治区で生まれ育ったカザフ人女性。
医師であり教師であり、二人の子供をもつ母親。
日に日に住民に対する監視態勢が激化するなか、ある日突然、拘束されて
再教育施設と呼ばれる強制収容所に連行される。
そこで行われていたのはウイグルに生きる少数民族への想像を絶する弾圧だった。
自分たちの言葉を禁じられ、伝統も文化も宗教も奪われて中国共産党への忠誠を誓わされる。
繰り返される拷問、洗脳、レイプ。そしてその先に待ち受ける死。
命がけで隣国カザフスタンに脱出した著者は、2018年、法廷に立って
ウイグルで現在進行中の地獄のような実態を証言した。
その衝撃的な事実は各国の主要メディアによって次々と報道され世界中に激震が走った――。

繰り返される脅迫にもひるむことなく勇気ある証言を行った著者に対して、
2020年には米国務省から国際勇気ある女性賞(IWOC)、
2021年にはニュルンベルク国際人権賞が授与されている。】

このことを知っている人は、少ないのではないか。かってのアウシュビッツを思わせる。歴史の中で、繰り返される、民族差別。ジェノサイド。しかし、歴史を最終的に支配されるのは、聖書の神てある。こうした事が許されるはずがない。日本もかって、中国で、朝鮮で行って来たことである。私たちは詩編2編を読む必要がある。




2022年2月21日月曜日

野の草花にも神の愛

 


安曇野地方、春の湿った雪が降り、地面にたっぷりと水分を取り込み、早春の草花の季節が近づきつつあるのを感じる。

礼拝に三つの大きな球根をいただいた。球根は大きく、ヒヤシンスだという。この年になってヒヤシンスの球根を知らなかったのだ。

大型犬がいなくなり、急に草花に目が向くようになったのだ。調べて見ると、これからどのような花が咲くのか分かった。

そうか、ヒヤシンスね。ラナンキュロスという花にも興味がでてきた。花店で見ている内に、その花の名前を覚える。神の愛をかんじる。神の創造されるものは、みな美しい。


2022年2月4日金曜日

「しウイシア」の花鉢を買う

このところ、晴天が続いている。犬との散歩で田園へ出ると、西山はまだ冬の顔である。常念岳は雪の雄大な姿で、有明山は寒々とした姿で、独特の形で聳え立っている。北アルプスは真っ白な峰を輝かせ、吹いてくる北風は冷たく、冬そのものである。

しかし、風のない日は、背中にあたる陽光に春を感じる。日も少し長くなって来た。しかし、風が吹くと、そのポカポカ感は消えて、冬のそれに戻るが、太陽の高さは、中央に寄り、影は濃くなって来ている。

帰りに、田園のなかにある、大型スーパーに寄って、今日は花を買った。鉢に植えられた花で、ピンクの花びらが可愛い。礼拝の講壇にと思ったのだ。花の名前は「しウイシア」とある。初めて聞く名だが、なかなかいい花である。これで、シクラメンとヒアシンスの芽とこのしウイシアの三つを、朝の太陽光に当てながら、春を待とうと思う。


2022年1月14日金曜日

ロウバイの花

安曇野地方、十四日の朝は10センチを超える雪であった。その雪の中、今年も雪の中にロウバイの花が咲いている。十年ほど前だろうか、山口の知人から種を送ってもらい、蒔いた種が、目を出し成長して、人の背丈を超える樹となり、周囲にほのかな香りを放ち、咲いている。

その黄色の花が、この季節に見せる教会の庭の唯一の花てある。冬の花と言えば、私の場合、このロウバイの花である。

この正月に読んだ本で、「宇宙はなぜ美しいのか」村山斉著(幻冬舎)は、宇宙がこんなに美しいのか、その秘密を3つ挙げて、説明した本である。その一つ目は、「高い対称性」、そして二つ目は「簡潔さ」そして三つ目に「自然な安定感」にあるとしている。

冬の夜空に冴えわたる、オリオン座は見事である。冬の夜に一読をお薦めしたい。


 

しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...