2021年9月1日水曜日

「目はかすまず 気力は失せず」

 


神学校で「説教学」を学んだ恩師、関田寛雄先生から本が贈られて来た。先生の40年余の間に語られた講演・論考・説教を収録している最新刊「目はかすまず 気力は失せず」(新教出版)である。

先生は90歳になられ、なお活躍されている。モーセのごとく、謙虚で、活力に満ち、差別や社会弱者のために今も闘っておられ、尊敬する恩師である。

このぼくも、92歳まで現役で頑張りたいと神さまにお願いしている。何故92歳かというと、影響を受けた英国のある牧師が92歳まで闘いぬいたからだ。

しかし、ここに来て、目先の細かい文字がかすみ、「あれー、俺視力いつも1.2でいいはずなのになー」と思って、眼科で聞いたら「老眼です。早い人は40代から」というではないか。そうかメガネかけて新聞読んだり、本読んだりしてる人は視力のわるい人だとおもっていたが、老眼はまた違うんだと、77歳の今に気づいた。

そこで100均+1.0のメガネを妻から借りたら、かすんでた聖書文字がバッチリ見えるではないか。大きな喜びである。

さて関田先生の本を読み始めたが、「使命とは命を使う事」とか、神は言葉によって「在れ」と言われて被造物全てを存在させた聖書の言葉から、ぼくという存在もまた、神の言葉への応答として在ることに気づかされた。

やー、ぼくが幾つになろうが、恩師は恩師だなーと感動している。この本一冊読み終え、理解した時に、もう一つぼくも神の御心に近づけるに違いない。みなさんにもお薦めの一冊です。



しげちぁん

慈(しげる)という名前を、女の子がつけてもらった。でもこの名前は男の子の名前の様で好きになれなかった。小学校に入学した日に、男の子の名前の子は、水色の紙に、女の子の名前の子はピンクの紙に名前が書いてあり、そこに座るようになっていた。 先生は「しげる」と水色の紙に書いていた。先生は...