写真をクリックして拡大するとヘブル語の一部が確かに見える。
死海文書を巡っては最近、偽物と判明するケースも出ているが、今回の断片は本物で、ヨルダン川西岸のクムラン洞窟で死海文書が初めて発見された際に発掘された。ヨルダン政府は1950年代、これらの断片を英リーズ大の専門家ロナルド・リード氏に寄贈。リード氏は研究結果をまとめて発表したものの、文章の発見には至らなかった。一連のコレクションは97年にマンチェスター大に寄付されて以来、ほぼ手つかずの状態だったが、最近になってロンドン大学キングス・カレッジのジョーン・テイラー教授が調査に乗り出した。テイラー氏は断片のひとつに文字が書かれている可能性があるとみて、マルチスペクトル画像法による撮影を実施。すると、肉眼では見えなかった文章の存在が明らかになった。(5/21/2020 CNN)
いやー、いいニュースだ! 死海文書のイザヤ書に続いて、これは大きな発見だと思う。神の民、イスラエル民族の大きな役割の一つは、ユダヤ人律法学者でキリスト者であるパウロが言っているように「神の言葉の管理者」としての役割を担ってきてが、ここにエゼキエル書の一部にしても、判読できる状態になったことは、聖書を神の言葉と信じる一牧師としてのわたしにも、今回の発見は大きな期待と喜びである。解読結果が待たれる。
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