安曇野図書館の外国の絵本コーナーで目にしたのが、この絵本「彼の手は語りつぐ Pink and Say 絵と文 Patorisia Polacco」である。
大型絵本であり絵もいい。この作品の舞台は、1861年~1865年に行われたアメリカの南北戦争です。おなじアメリカ人同士が血を流しあった戦争でした。
奴隷制度廃止をかかげる、リンカーン側の北軍に属した白人と黒人の少年兵の出会いから始まる実話が、子へそして孫娘へと語り継がれ、その語り継がれた内容を重視して文が書かれ、絵が描かれ一冊の絵本になった。
二人の少年は敵の南軍に捕らえられ、引き裂かれる時、白人少年セイの手を握ろうと、黒人少年セイは手を伸ばす、そのセイの手はリンカーンと握手したことの手でした。
この著者はぼくと同じ1944年に、ミシガン州ランシング生まれである。日曜礼拝の中で、子どもタイムで、みんなに読み聞かせしようと思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿