2018年10月5日金曜日

愛犬家 アラン・ドロン

NHKBSでアラン・ドロンへのロングインタビュー番組を観た。ぼくは俳優アランドロンには全く興味はなかったが、このインタビューは昨年2017年の秋ごろの取材と思われ、あの若き日のドロンから、八十歳代になった高齢者ドロンになっていた。しかし、年老いてこその風格が感じられた。
一番にぼくが引き込まれたのは、何と彼は愛犬家であったことだ。ぼくは初めて知った。今までに共に暮らし、この世を去って行った犬35匹の犬たちの墓が、彼の瞑想(聖書の神との対話)のために彼が建てたチャペルの前にあった。彼はぼくと同じクリスチャンなのだと知った。
そして、その犬たちの墓の並びに自分の墓もすでに作っていた。
いやー、アラン・ドロンていい人なんだなーと、ぼくは感動した。なぜ彼がこれほどまでに犬を愛したのか?
人は、彼の名声や富に引かれて寄って来た。しかし犬たちは違った。かれが嫌ったのは偽善だった。彼は孤独の人だったかもしれない。そして良き真の友を得たのだ。犬は絶対に裏切らないと彼は語っていた。
最近知ったドイツ文学者、作家の中野幸次さんも、自分の墓の墓誌に、ぼくの愛した者たち(犬たち)もここに眠ると記した作家である。


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