厳しく冷え込んだ朝である。ベランダに出していた犬用の水バケツは、底まで全部凍ってしまい、二頭の犬が表面の氷をなめていた。そして、雪の積もった我が家の庭に今朝はシジュウカラが姿を見せた。
風はなく青空が広がり、太陽光がキラキラと真っ白な雪に反射している。空気はキーンと冷たく張りつめている。そんな庭を眺めていて心に浮かんだ詩がある。金子みすずさんの「みんなちがって、みんないい」の言葉が響く詩である。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすず
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地べたを速く走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、
みんないい。
風はなく青空が広がり、太陽光がキラキラと真っ白な雪に反射している。空気はキーンと冷たく張りつめている。そんな庭を眺めていて心に浮かんだ詩がある。金子みすずさんの「みんなちがって、みんないい」の言葉が響く詩である。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすず
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地べたを速く走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、
みんないい。
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