2018年9月10日月曜日

カナダの森の奥から

この夏に出会った絵本「森のおくから」は、大人も子どももぜひ手に取っていただきたい本である。今から100年ほど前に、カナダで本当に起こった、当時五歳だった少年の驚くべき体験を絵本にしたものである。
日本はここのところ大きな自然災害があいついで起こっている。こうした大きな災害の時、困るのは人間だけではない。人間以外の動植物も同じである。


大きな出来事を前にした時、人間も他の動物たちも、宇宙の中に地球を浮かべ、回しておられる、大きな存在者の前に、恐れを感じ、立ちすくむ。
わたしたちみんな、自分の力で生きているのではない、生かされているんだと気づく。森の奥からつぎつぎと森林火災を逃れ、大きな湖に逃れて来る人間、そして多くの動物たちは、湖の浅瀬で、肩をならべるようにして大火災をただ恐れ、火災をみつめる絵には「あー、命あるものすべて、この地球上で生かされている仲間たちなんだと、わたしは強く感じ、感動した。

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ふしぎな つうがくろ

  つうがくろでは、いろいろな事がある。一人ででかけると、途中で友達に出会う。小学生の頃をおもいだす。さあ、今日はどんな出来事や、自然の発見があるのか。