2018年4月16日月曜日

「死にゆく者との対話

Eテレで、顔の眉間に皺をよせ、苦悶の表情を浮かべ体も前屈みにしているおばあさんのベットの横に鈴木秀子さんが座り、手をそのおばあさんに触れ静かに呼吸を合わせ、そのおばあさんの心の苦悩に寄り添い、家族から、このおばあさんの苦悶の原因は何かを聞き出していた。


そのおばあさんの心の苦しみは、孫を背負っている時に転倒して、孫にまで怪我をさせてしまったことが悔やまれ、孫に許しを請うているのだった。


そこで鈴木さんは、呼吸を合わせながら、その孫は全快し、おばあさんのことを許し、おばあさんのことを心から愛していると伝える。


するとどうだろう!少しすると顔の苦悶の表情は消え、美しい穏やかな表情となった。それをテレビ映像は見事に伝えていた。


これを、死を間近にした人々と家族との「仲良しの時間」と鈴木さんは語っていた。さっそくわたしは鈴木秀子さんの著書「死にゆく者との対話」そして、「死にゆく人々の言葉」の二冊を購入し読んだ。


誰もが必ず死ぬ。これを記すわたしも、よむあなたもだ。手遅れにならないうちに、一人でも多くの人にこの本を読むようわたしはすすめたい。病院で医者に主導権をに
ぎられて、牢獄の様に隔離され孤独の中で死ぬ時代は終わりにしたい。死にゆく時には、家族に囲まれて、大切な言葉を交わし、輝く光の中へ旅立ちたい。そして見送られたい。























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