2015年11月15日日曜日

金持ちとラザロ

ラザロはこの世では、住む家も家族も親友も、その日の食べ物にも事欠いていました。そして栄養障害から来る重い皮膚病で、全身におできが噴出していました。
そんな彼の近くに寄ってくるのは、おなじような境遇の野良犬でした。
そして彼は死に、気がつくと、アブラハムもいるパラダイスでした。
彼はこの世にいるあいだ、物質的には貧しく恵まれない存在でした。
しかし、彼の心は神への信頼と信仰においては、アブラハムと同じだったのです。わたしは、彼のおできを舐めていた野良犬も、やがて新天地にラザロと共に迎えられ、必ず再会するに違いないと信じています。
ルカ福音書の16章に記されているこの「金持ちとラザロ」の個所をみなさんもぜひ読んでみませんか。

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